幼なじみはトップのヤンキー!?
そうしてその数日後の日曜日。

家でダラダラしていた私はママから家を追い出され、

はる君の家に遊びに行ったら珍しくはる君は不在。

トボトボと駅の周辺を歩きながら、

どこかカフェにでも入ろうかと検討する。

う〜ん、どこがいいかなぁ…

あっ、雑貨屋さん行こうかなっ!!

そう思って方向転換すると…

「おっ、めっちゃかわいー子いんじゃんっ!」

そんな声が聞こえてガシッと腕を掴まれる。

「へっ…!?」

「うわ〜、これ大当たりじゃね!?
なになに芸能人!?」

「げ、芸能人って私が…!?」

そう言っているとヒューヒュー、と冷やかしの声。
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