幼なじみはトップのヤンキー!?
う…

「…ほら」

「……さ、朔……君?」

そう言うと朔君…は少し不満そうな顔。

「ちょっといらないの付いてるけど…
まあいっか。
じゃあご褒美あげる」

「ご褒美…?」

そう思って朔君が差し出す手を見ると…

「わあっ、チョコレート!」

なんと限定のチョコレート!

それをもらってわーい!とはしゃぐ。

「ああ、やっぱりこういうの好きなんだ?」

「うんっ…!大好きっ!」

にっこり微笑む朔君に私も笑顔を見せる。

「すごく嬉しい!ありがとうっ」

そう言うと朔君は急に綺麗な顔をずいっと近づけてくる。

「…やっぱり、利用しやすそう…」

「え…?」

「…いや。
結乃ちゃん、やっぱかわいいね」

「か、可愛い!?」

私が!?
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