幼なじみはトップのヤンキー!?
「風宮悠真が羨ましいよね。
いつも一緒なんでしょ?」

「う、うん、まあ…」

そう返事をして微かに俯く。

よく考えたらはる君と離れてる日ってない…

今日も多分夜には

ママがなにか差し入れ持って行ってって言うはずだし…

っていうか…

はっと思い出す。

…はる君、高代には近づくなって言ってた…

「ねえ結乃ちゃん、これから出かけない?」

「え?」

「せっかく会ったんだしさ」

そう言ってにっこり笑う朔君。

美少年の満面の笑み…

ま、眩しい…!

けど……

どうするべきなんだろう…
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