君までの距離

こんなに真剣に言葉を選ぶなんてなかったと思うくらい、アタシは考えて感想を書いた。





気がつくとロビーに人影はなく、グッズ販売のスタッフさえいなくなっていた。
取り残されたことに慌てて、バックと感想用紙をつかみ立ち上がる。


か、回収箱は……


慌てたことで、足がもつれた。




倒れる……!

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