手さぐりの恋
side香奈
終わり
▼3か月記念日
冬馬の好きなとこ。
笑顔が全力で格好良いとこ。
素直でイタズラ好きなとこ。
さりげなく私に優しくしてくれるとこ。
付き合う前からずっと ずっとそうだった。
中1で同じクラスになってからずっと友達だったけど、
私はずっと冬馬のことが好きだった。
でも男4、女3のグループが仲良すぎて告白なんか出来なかった。
友達は告白しなよって言ってくれたけど、
もし断られて気まずくなるのも嫌だったし、
冬馬も私のこと特別に扱ってくれてたからそれで満足だった。
だから卒業式の日、冬馬から告白してくれた時は本当に嬉しくて、
夢みたいって本気で思った。
卒業式の日は一旦家に帰ってから、みんなでカラオケに行って、
それから美奈ちゃんちでお泊まり会した。
「冬馬はね、一年の時から香奈が好きだったんだって」
「え、なんで知ってるの?」
「カラオケの時、奈弦に聞いた」
「キャー…香奈もだよね?」
「うん…」
次の日私が行きたいって言ってたカフェに冬馬が付き合ってくれて、
初デートした。
その後2人で居ることに慣れなくて「俺んち来る?」って冬馬が誘うから家に行った。
そこで、私たちは結ばれた。
冬馬の好きなとこ。
笑顔が全力で格好良いとこ。
素直でイタズラ好きなとこ。
さりげなく私に優しくしてくれるとこ。
付き合う前からずっと ずっとそうだった。
中1で同じクラスになってからずっと友達だったけど、
私はずっと冬馬のことが好きだった。
でも男4、女3のグループが仲良すぎて告白なんか出来なかった。
友達は告白しなよって言ってくれたけど、
もし断られて気まずくなるのも嫌だったし、
冬馬も私のこと特別に扱ってくれてたからそれで満足だった。
だから卒業式の日、冬馬から告白してくれた時は本当に嬉しくて、
夢みたいって本気で思った。
卒業式の日は一旦家に帰ってから、みんなでカラオケに行って、
それから美奈ちゃんちでお泊まり会した。
「冬馬はね、一年の時から香奈が好きだったんだって」
「え、なんで知ってるの?」
「カラオケの時、奈弦に聞いた」
「キャー…香奈もだよね?」
「うん…」
次の日私が行きたいって言ってたカフェに冬馬が付き合ってくれて、
初デートした。
その後2人で居ることに慣れなくて「俺んち来る?」って冬馬が誘うから家に行った。
そこで、私たちは結ばれた。