カテキョ。
その日以来、ショウヘイからの電話もメールも返事をしなかった。
すると、ある時は、『好きだ』と甘い言葉のメールを一方的に1日に50件近く送りつけられた。
ある夜は、携帯電話の着信履歴が『ショウヘイ』という文字で埋まるだけの電話がなった。
ショウヘイのあたしに対する行為は日に日にエスカレートしているように感じていた。
あたしはショウヘイの行為に夜も怖くて眠れなくなっていった。
「それって、もうストーカーだよ。」
「帰り道とか気をつけた方がいいよ。」
ショウヘイのことを友達に相談するようになっていた。
ストーカーという言葉にショックを受けたが、ショウヘイは相変わらず一種のストーカー行為を繰り返した。
メールや電話の連続攻撃は相変わらずだったし、一日に何度も送りつけられる日もあった。