カテキョ。
でも次の日、状況は違った。


「知佳、話がある。」


そうショウヘイから電話があり、家の近くのファミレスに呼びだされた。

いつもだったら呼んでもないのに、勝手に我が家に乗り込んでくるショウヘイがあたしを呼び出すことは初めてだった。


2人でドリンクバーを頼んであたしはオレンジジュースを飲んだ。


ショウヘイは1人でニコニコ笑って携帯電話でメールを打っていた。
あたしには、その笑顔が怖かった。

この数ヶ月は、ショウヘイの顔を見るだけで不快だった。

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