13歳の冬 ~私の心の声~

三学期

１年生も、あと少しで終わり。
三学期に入りました！

そんな中、相変わらず飛花ちゃんはバカみたいに友達をはぶいて遊んでました。
その時、私はクラスにとっても仲のいい人！という存在の人はいなく、
汐音(しおん)ちゃん、萌菜(もえな)ちゃん、りさちゃん、そして飛花ちゃんと、一緒にいるはめになっていました。
このメンバーの中で、汐音ちゃんだけは小学校の時から一緒で信用できる１人だけの天使でした。

このメンバーの中で、１人をはぶいて遊ぶ。という事をこの時の飛花ちゃんはしていました。
飛花ちゃんは、はぶく子以外の子に
「〇〇ちゃんの事、無視してね。私、はぶくから一緒にはぶいて。」
と、言っていました。

自分がはぶかれる事は必ずある。という事はみんな分かっていました。
しかし、萌菜ちゃんだけは、はぶかれる事がありませんでした。
飛花ちゃんは、萌菜ちゃんとだけは仲良くしたかったのでしょうか。