チャラ男くんの忠実なる犬
「…ん…あれ、寝てた!
蘭っ!蘭大丈夫?」


華が起きた瞬間、
俺におでこをくっつけてきた。


随分大胆だなー。


今どんな状況か知ってるのか?


「下がった。華のおかげで。」


ぎゅっと華を抱き締めた。


「わっ…ちょ…やめようよ。」


「嫌だね。
華ってちっこいから抱き締めたくなるな。」


本当、可愛い。


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