チャラ男くんの忠実なる犬
「戻らないもん…」


「ふーん。じゃあ言わない。」


パッと華を離し、
ベッドから出た。


部屋から出て、とりあえず水分補給。


"好き"とか言うの
結構照れ臭いんだからな。


部屋に戻ると、華はソファーにしっぽさげてシュンとしていた。


犬。


あー意地悪したくなるわ。


華は放置が嫌いだからな。

ベッドに潜り込んで
寝たふり。


多分もう限界なはず。


「ら、蘭?」


ほらな。


「……。」


「蘭ってばあ…」


俺の体を揺するから、
体制を変えて華を引きずりこんだ。


おかげで華が上に乗ってる状態。






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