チャラ男くんの忠実なる犬
休ませてもらったのに
迷惑かけるわけにはいかない。


「大丈夫です!
もう平気なんで!」


「そっか。」

店長に笑顔で返して、
タイムカードを押した。


『いらっしゃいませ!』


店内は、今日も賑わっていた。


よしっ


頑張らなきゃ。




キッチンにはヒロトがいた。



優しい笑顔で、
皆に頼られる存在。


そんなヒロトは私に気づいたから、笑顔で頭を下げた。


大丈夫。




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