チャラ男くんの忠実なる犬
保健室に連れてきて、
ベッドに座らせた。


「ねえ!何のつもり!?
私、これから走るのにー!」


「こんなんで、走れるわけないだろ!このバカ犬!」

左足は、パンパンに腫れていた。


捻挫レベルだぞ。これ…


「うわ!何この足!」


「今、気づいたのか?
お前、土屋にしごかれてたんだろ?」


「あーうん。
1週間。放課後に。」


「無理しすぎ。足、いつから痛かった?」


「えっと…あ!一昨日走ってる時に足、捻った!」


はあ…
アホなのか…華ちゃん。


「土屋に言わなかったのか?」


「言う雰囲気じゃなかったし…」


「はあ…土屋のやろう…」


これは、病院レベルだろ…



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