チャラ男くんの忠実なる犬
「私、体の関係とか一切ありませんから。
お気になさらず。」


頭をさげトイレをしようとした。


その時、ガシッと腕を捕まれた。


うぅ…
長い爪がくいこんでるよ


「何で…欄とやってなくても側にいれんの?
あんたみたいなガキが…
あり得ない。」


きっと睨まれ、
私はただ苦笑いするしかない。


「これだけ好きなのに…
何であんたが…」


涙を浮かべながらそう言った。


"好き"だって。


何だか切なくなって
胸が痛かった。


「……近づかないで…」

「え?」

「欄に近づかないでよ!!」

バシっと私の頬を叩いて
去っていった



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