だるまさんがころんだ



私は悲鳴をあげながら、目を覚ました。

なんて夢なの………

思い返したくもない。



私はのそりとベッドからおりて、キッチンへ向かった。

冷たい水でのどを潤す。



それにしても、なんて夢なの…………

昨日、学校でくだらない都市伝説の話なんてみんなでしたからに違いないわ。

確か、朱美がした話だったわね。

『達磨女』って話だったかしら…………

手足をとられて、見せ物にされてるとかって……………


もう、そんな話するから、夢にでちゃったじゃない!

絶対、明日、朱美に文句言ってやる!



それにしても、作り話なんだから、私もそんなの気にしちゃいけないわ…………



さぁ、もう寝よう。

こんなこと考えて眠れなくなるのバカらしいし…………


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