太陽と私と
今日は、配達だけで5軒のお家をまわった。


「ただ今、戻りましたー!」


お店には、道重さんは配達なのか和嘉子さんだけがいた。


「紗凪ちゃん、配達ありがとうね?」


「いえ、いいんですよ」


和嘉子さんにそう言って途中にしていたブーケのデザインを考えようとしていると、


「紗凪ちゃん、そろそろ時間じゃない?」


と和嘉子さんに言われ、時計を見ると、大翔を迎える時間帯だった。


「あ、そうですね!じゃあ、失礼します。お疲れ様でした」



考え中のブーケのデザインは家に持ち帰ることにした。


「はい、お疲れ様〜」
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