太陽と私と
紗凪side


図書室でいつの間にか寝てしまっていた私は、図書委員の先輩に起こされた。


腕時計を見ると、5時半を過ぎていて外は暗かった。



「職員室に鍵置いてくるから玄関で待ってて?」


「え?」



「送ってくから!」


先輩は図書室の鍵をかけると、そう言って職員室へと歩いて行った。



先輩に「待ってて?」と言われたから玄関で待っていると、先輩が玄関に来た。



「じゃあ、帰るか!」

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