太陽と私と
病院に着くまでずっとうるさかった大翔は病院に着くと、ここは静かにする場所だとわかったかのように俺の手を握り、何もしゃべらなくなった。


紗凪の病室のドアをノックして中に入った。



「紗凪〜、起きてるか?あ、まだ寝てる…」



紗凪は痛いのか少し険しい顔で寝ていた。



「ママ、寝てるね?パパ、シーッだよ?」



大翔と2人でシーッをして大翔を紗凪の隣にあるイスに座らせた。


< 93 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop