偽りの翼Ⅰ 




「ごめーん、雅待った??」


花恋が来た。



「ううん!私、早くついちゃって!」


「そっか、じゃあいこっか」



今はまだ待ち合わせの30分前なのに。



「うん!」



花恋は優しい。私の話を聞いても軽蔑しなかった。



花恋もきっとなにか辛いことをかかえているんだと思う。





「どこに行こうか?」




「うーん、そうだ、美味しいカフェ見つけたんだけど一緒に行かない?」



花恋と会わなかった一週間で美味しいカフェを見つけたんだ。



「ほんとう!?いいね、カフェ行こうか!ケーキ食べたいー!」



こうして、私達はカフェに行くことになった。






< 164 / 282 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop