君色ボイス
てか、今、あったばっかりだし。言えるわけないし。

「安藤、俺じゃ、安藤の相談聞けないかな?」

室橋くん…優しいな。やっぱり類は友を呼ぶんだね。

「室橋くんって優しいのに、瑠璃子ちゃんには気づいてもらえないんだね。」

「え!?安藤、俺の気持ち知ってんの!!?」

「うん。修学旅行のとき。」

「マジか…聞かれてたんだ…」

「あ、でも、瑠璃子ちゃんは聞いてないよ。ちょうどお風呂あがってたから。」

「よかったー。」

「室橋くんは瑠璃子ちゃんに気持ち伝えたいって思ったことないの?」

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