君色ボイス
そして、明日大阪へ行くことになった。学校へ行ったら気持ちが揺らいでしまう気がした。お別れの挨拶は多分直接はできない。だから、昨日から1人ずつ、手紙を書き始めた。梓ちゃんと瑠璃子ちゃん。それに、いろいろとお世話になった室橋くん。あと、辻岡くん。みんなへは書き終えたけど…誠司くんにだけは書くことが決まらない。
「どうしよっかな?」
これ、誠司くんへの本当の気持ちを書いてみようかな?いやいやいや、それ渡したらただの重荷だって。あんなにカワイイ彼女さんがいるのに…でも、伝えたいよね。あーでもっ!
結局、本当の気持ちを書いたのと当たり障りのないことを書いたの。2種類書いてしまった。でも、この手紙どうやって渡そう…そう考えてるとき、部屋の扉をノックする音が聞こえた。
「どうしよっかな?」
これ、誠司くんへの本当の気持ちを書いてみようかな?いやいやいや、それ渡したらただの重荷だって。あんなにカワイイ彼女さんがいるのに…でも、伝えたいよね。あーでもっ!
結局、本当の気持ちを書いたのと当たり障りのないことを書いたの。2種類書いてしまった。でも、この手紙どうやって渡そう…そう考えてるとき、部屋の扉をノックする音が聞こえた。