君色ボイス
誠司くんはそんな私の気持ちを察したのか、お姫様抱っこをしてベッドまで運んでくれた。

「ちょっ、まだ再会したばっかり出し…」

「だからさっきも言ったでしょ。何年も待ち続けたって。だから…和沙が恥ずかしいって思うもん、全部見せて?」

「……うん。」

その日、私は誠司くんの手の中で女になった___


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