君色ボイス
「あのときは、物凄く心配を掛けたし、今も心配してるだろう。俺と会うときは和沙の話題を避けてくれてたよな……でも、もう大丈夫だから。俺も、大事な人を見つけた。だから、この場を借りて紹介させて欲しい。こっち来て。」
いよいよだぁ。私は覚悟を決めて誠司くんの横まで行った。まだ、誰も気付いてない。それもそうだろう、今、私はメガネをかけている。
「メガネ、外してあげて。」
「うん。」
私がメガネを外した瞬間、会場の空気が変わった。
「誠司……そいつ、」
「紹介するね。俺の彼女の……安藤和沙。」
「……みんな、久しぶり。」
「…………かずちゃん。かずちゃーん!!!」
「本当に和沙なの…?」
「梓ちゃん、結婚おめでとう。すっごい綺麗。」
いよいよだぁ。私は覚悟を決めて誠司くんの横まで行った。まだ、誰も気付いてない。それもそうだろう、今、私はメガネをかけている。
「メガネ、外してあげて。」
「うん。」
私がメガネを外した瞬間、会場の空気が変わった。
「誠司……そいつ、」
「紹介するね。俺の彼女の……安藤和沙。」
「……みんな、久しぶり。」
「…………かずちゃん。かずちゃーん!!!」
「本当に和沙なの…?」
「梓ちゃん、結婚おめでとう。すっごい綺麗。」