君色ボイス
「輝、ただでさえ声でかいんだからな。俺を巻き込むな。」

「誠司、冷たくね?俺ら、親友だろ!」

「俺はお前のこと親友だと思ったことはない。」

「誠司、ひどい!」

最近、話してたからか、誠司くん、辻岡くんのこと本当に信頼してるんだなぁって思う。あんなに必死に照れ隠ししてるの辻岡くんにだけだもん。





「和沙、またあいつに見とれてんの?」

「み、見とれてない!!ただ、誠司くんも声がおっきいなって思ってただけ!」

「和沙も十分でかいけど?」

やばっ!?誠司くんもこっち見てるし。

< 18 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop