君色ボイス
「ってことで、もう俺のことは気にすんな。お前らは自分たちの幸せを考えろ。以上、お祝いの言葉とさせていただきます。」

誠司くんの話は終わったけど、まだみんなポカーンとしてる。おもしろい……






「かずちゃーん、会いたかったよぉぉぉぉ!!」

「ごめんね。心配かけてたみたいで。」

「当たり前でしょ!和沙がいなくなって心配しない訳ないじゃない。」

今は三次会。梓ちゃんと辻岡くんの家で行ってる。集まってるのは……ご想像されてるであろう6人。

「それにしても……よく見つけたよな。安藤はどこにいたの?」

「あ……それはね、」

「和沙……お前は、俺とタカのどっちの味方なんだよ?」

急に何?……あ!これ、マックスビートの台詞だ。なるほどね。

「私は……どっちの味方でもない。敵対してる2人なんか見たくない。だから……」

あれ、次の台詞なんだろう?忘れちゃった。そんなことより、みんな分かってない。普通、これじゃ分かんないよね。ただ、1人を除き………

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