君色ボイス
「…俺、男女の友情信じてない派だから。」

「あいつに恋愛感情なんてありません。」

生意気だし。オタク?だし。チビだし。貧乳だし。何1つタイプじゃない。

「誠司、携帯、メール届いてるぞ。」

「勝手に見たんですか!?」

「見てねーよ。んーと、和沙って出てるけど?」

ディスプレイを見るとそこにははっきりと「和沙」と出ていて。急いでメールを開くと、そこには、『話したいので、会場の隣のカフェで待ってます。』とあった。

「昌紀さん、俺、帰ります。」

「もしかして、例の子?分かった、伝えとくね。」

俺は、カフェへ急いだ。
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