君色ボイス
その日、家にはお父さんがいた。
「ただいま…」
「…」
き、気まずい。お姉ちゃん、なんでいないの?
「……お父さん。あのさ。」
私が話しかけた瞬間、お父さんは部屋へ行ってしまった。
「あら、和沙ちゃんお帰りなさい。」
「…私、ご飯いらない。これ、お父さんに渡しといて。」
「あっ…」
「ただいま…」
「…」
き、気まずい。お姉ちゃん、なんでいないの?
「……お父さん。あのさ。」
私が話しかけた瞬間、お父さんは部屋へ行ってしまった。
「あら、和沙ちゃんお帰りなさい。」
「…私、ご飯いらない。これ、お父さんに渡しといて。」
「あっ…」