君色ボイス
その言葉通り、誠司くんと辻岡くんの暴れようは凄かった。みるみる人が倒れていく。そして、10分ほどで残る敵はリーダーの男のみになった。

「輝、お前は変わったな。」

「そうかな?俺は変わったつもりはないけど?」

「変わったよ。誠司はもっとな。2つとも、この女たちが原因か。」

「お前、和沙にかなりやられたんだろ。想像がつく。分かっただろ?和沙をやろうとしても、絶対に無理だって。」

「あぁ。」

「だろ?俺はその気持ちが分かるからこれ以上言わないが、輝はまだ言いたそうだわ。」

「そりゃ、梓にこんなにことしてくれたんだからな。よくも、梓に…」

「輝は俺から電話がきて知っただろ。今回は全部、和沙のおかげだよ。」

「本当に。私が助かったのも、かずちゃんのおかげだよ。来てくれて嬉しかった。」

かわいい!梓ちゃんメッチャかわいい。
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