Believe*Future
「でも、大丈夫。
倉庫の出入りは控えるつもりだから。」
流「葵依ちゃんが何をしようとしてるかは
分からないけど、俺に出来ることが
あったら言って!」
「あまり、敵に塩を送らない方がいいよ。」
流輝達を信じてないわけじゃない。
ただ、守りに入ってるのかもしれない。
傷つかないように自分が。
流「葵依ちゃんなら大丈夫な気がするから。」
どうして、そう思ってくれるんだろう。
私は敵だって牽制を送ってるのに。
「ボソ流輝は本当に優しいんだから。」
流「え?何か言った?」
「ううん。バカだなぁって思っただけ。
後悔してもしらないからね。」
流「うん、後悔ならもうしてるから。」
流輝はそう言って、私をジッと見た。