Believe*Future
今日、陽翔は明日の準備のため
学校には来れないらしい。
祈「葵依ちゃん!
そろそろ来てくれてもいいんじゃないかな?」
「どこに?」
晃「倉庫に!
折角姫になったんだから
歓迎会やりたくても本人が居なかったら
出来ないからおいでよ!」
祈「そうだよ♪
もう1人の姫も待ってるよ♪♪」
一番会いたくなくて、会わなきゃいけない人
「……そう。」
祈「興味なくても今日位来てくれないと
もうチャンスが来ないよ!」
「チャンス?」
晃「陽翔さんが居たら、
葵依ちゃんを誘えないからな。」
まぁ、そうだよね。
誘われたら困るし、黙ってやってる事なのに
バレたらどうなる事やら。
祈「それに、陽翔さん。
僕達が近付こうとすると殺気が凄いの。
怖くて近付けないよ。」
そりゃあ、あなた達を威嚇してるからね。
祈「だから、今日来てよ!」
まぁ、確かに今日は私にとってもチャンスだしいいかな。
それに、こんなけ誘われてたら怪しまれる事はないか。
「……いいよ。」
祈「ホント?!」
「ちょうど、陽翔もいないから暇なの。
暇潰しになるなら行くけど。」
晃「絶対になる!」
「その変わり、学校で誘うのはもうしないで。」
祈「何で?」
「これ以上、目立ちたくないの。」
祈「分かった!」
祈颯と晃史は喜び始めた。
その時、昔と似てると思ってしまった。