Believe*Future


流「平気?速くない?」


「大丈夫。」



流輝は私を気にしながら走り続けている。
私達はみんなの後ろに走っていた。



流「何で僕の後ろなんですか?」


「あなたは信じれるから。」


流「結ちゃんのことですか?」


「それもあるけど……
後ろに乗るなら私を信じてくれる人がいい。」


流「葵依さん。」


「あなただけは結愛のこと
信じてくれないかな?」


流「……。」


「お願いします。」


流「葵依さんに頼まれることじゃありません。
僕自身でどんな事があっても結ちゃんの事は信じます!」


「…ありがとう。」



私は、さっきよりも強く流輝に掴まった。


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