Believe*Future



流「葵依さん、着きました。」


「うん。」



今の私がここに来たのは2度目だ。
でも、この前とは違う。
今日は目的がある。
みんなのためにも私が動かないと。



祈「葵依ちゃん、準備はいい?」


「いいけど、何の?」


晃「驚く準備!笑」


祈「じゃあ、行っくよー!!」



ガラガラッ、ガッシャン



パンパンパーン



『姫就任おめでとう!!』



…………。



私は驚けばいいのかな?




祈「あれ?驚かないの?」


「驚いてるよ。」


晃「ホントかぁ?」


「何となく予想してたから。」


祈「えぇー!」



私が昔姫になった時も同じ感じだった。
その時の方が私は驚いた。
だけど、今の私は驚きもしない。

仲良しごっこするために姫になったんじゃないから。
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