Believe*Future
私達は、人気のない公園……賑やかな公園に来ていた。
ギャーギャー
流「凄い人数だね。」
透「うるさ。」
「あれは、不良グループの中でも上のグループ。
“SirKis”族と変わらない位ケンカは強いよ。」
流「手が堪えそうだね。」
透「なんとかなる。」
「話さえ聞き出せればいいから。
行こう。」
流「ボソッ結愛ちゃん強くなったね。」
透「ボソッ今度はちゃんと守る。」
流「ボソッだね。」
2人がそんな会話をしてることを知らない。
私たちはSirKisに近づいた。
『ギャハハッ』
「……。」
流「……。」
透「……。」
?「誰だ、てめぇら。」
「あなた達に聞きたいことがあるの。」
?「おめぇ、めっちゃ可愛いじゃねぇか。」
?「なんだ、俺たちの仲間になりたいのか?」
?「可愛い子は大歓迎だ。」
?「ちげぇと思うぜ。」
?「ヤローには興味はねぇから帰りな。」
『ギャハハッ』
流「透、抑えて。」
透「流輝も。」
流「あ、うん。」