Believe*Future
過去Ⅲ
あの後、恭ちゃんは病院に運ばれた。
恭ちゃんは掠っただけと言ったけど、あの血の流れようは重傷。
かなり、危険の状態で、手術も難航で時間がかかったけど無事成功した。
恭ちゃんが運ばれた病院は幡中総合病院。
ここに来るのはあの時以来だった。
恭ちゃんの目を覚ましたという連絡を貰い、お見舞いに来ていた。
でも、恭ちゃんの病室に行く前にあの人の病室に寄っていた。
ガラガラッ
祈「結ちゃん?」
そこには龍月のみんながいた。
晃「そこ、瀬取の病室じゃ……」
流「幡中空輝?―ハタナカクウガ―」
流輝と透はあの後、龍月に戻った。
「……ここは…」
雅「結愛?行ってきたんだな。」
「雅。うん。今まであった事話してきたよ。」
雅「そっか。」
「雅、みんなに本当のこと話そうと思う。」
雅「結愛が決めたことなら俺は文句は言わない。」
「ありがとう。
ちゃんと、話すから。
恭ちゃんにも聞いてほしい話だから病室に行こう。」
そう言って、みんなで恭ちゃんの病室に向かった。