Believe*Future
過去Ⅱ
私が龍月の姫になって2ヵ月たったある日
私たちのクラスに転校生が来た。
堀江美雨乃っていう女の子が転校してきた。
とても、可愛らしい女の子だった。
私は最初はそう思うだけだった。
ある日、彼女は私たちに近づいて来た。
誰一人近づいて来なかったのに彼女は違った。
美「あの、結愛ちゃんだよね?」
「うん、そうだよ。」
美「良かったぁ、私、結愛ちゃんと友達になりたかったの!」
えっ?そんな事言われたことなかったから、私は驚いた。
美「可愛い子って聞いてたんだ!
友達になってくれる?」
「うん。イイよ♪」
私は嬉しかった。
女の子の友達はあの時以来いなかった。
だから、友達になってって言われると、断れなかった。
それが、後から後悔する事なんて私は気づきもしなかった。