Believe*Future
私は、透の部屋にいた。
ここも本当に久しぶりだなぁ。
「それで、聞きたい事って何?」
透「結愛は今どうしてる?」
「………。」
流「俺達、本当に探してて
どこに居るか教えてくれないなら
状況とか聞いとこっと思って。」
「結愛は、今は別の仲間と共に頑張ってるよ。」
流「別の仲間?」
「……うん。」
楓「他の暴走族ってこと?」
「…それは言えない。
暴走族だろうと普通の友達だろうとその事は言えない。」
流「新しい仲間がいるなら良かった。」
え?
楓「何で、敵になるじゃないですか!」
流「1人じゃないんだよ。
結愛ちゃんにはもう、あんな思いして欲しくないから。だから良いんだよ。」
楓「…そうですね。」
透「それに、まだ分らない。」
楓「そ、そうですね!」
何で、この人達はこんなにも思ってくれるんだろう?
流「どうかしたんですか?」