光を求めて



大人しくしたのを良いことに私の体を触り始める。



気持ち悪くて早く終わってほしくて泣くことしかできなかった。




息が荒くなるのが肌で感じた。



嫌だ、本当は蹴り飛ばしたい。



だけどそんなことしたら・・・・。





ひたすら耐えるしかなかった。




恐怖から。

























どれぐらいそうされたんだろう。



気付いたらまたあの部屋に戻されていた。




なにをされたのか思い出したくない。



気持ち悪くて吐きたかった。



声を押し殺して泣く。




「助けて・・・・。助けて・・・・っ」




小さな声は暗い部屋の中で静かに響いた。



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