光を求めて





「乗れ」



エレベーターに乗ると泉さんも続けて乗る。




目的の場所に着き、階段を登ろうとしたら




バンッ




「え・・・」



上の方から銃声の音がした。




「な、に・・・」



「卓っ」



泉さんが私の手を離して駆け上がって行ってしまった。



後に着いていく。




「卓!!」



「来ないでください!」



「はっ、上川さん・・・」




「~~~~!!!」



見つかってしまった。




あの髭の生えた気持ち悪い人に。



あの時の感触が蘇る。



< 47 / 74 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop