光を求めて
「わかりました」
そう言うしかなかった。
「卓!!」
「はい!」
上川さんは立ちあがった。
右足を撃たれており引きずるようにして泉さんのそばに来る。
「~~~~」
「ぶっ殺すって言ってます」
「上等じゃねぇか。
俺たちがお前をぶっ殺してやるよ」
拳銃を構えた。
「~~~~!!」
相手も拳銃を構えた。
「くたばれ」
バンッ!
銃声の音とともに走り出した。
後ろは振り返らない。
言われたとおりに扉を開けた。
そこは屋上で目の前にヘリがあった。