光を求めて
「~~~!!!~~!」
ちょっと待ってよ。
なに?
私が反応しなかった為か肩をぐいっと引っ張られた。
反動で体が部屋に入ってきた人物の方に向く。
反射的に目を開けてしまった。
「あ・・・」
微かに声が漏れた。
長身の男の人だった。
「~~!!」
「い、嫌だ・・・。嫌だ!!!」
恐怖で今まで以上に体が震えた。
「触らないで!!やめてよ!!」
泣き叫んだ。
「~~~~!!!」
負けじと相手も叫ぶ。
「離して!!!」
バシンッ!
「ッ・・・」
私が言うことを聞かなかったのがいけなかったのが、頬を思いっきり殴られた。