椎名くんの進級
「あっ。」
また何かされたらしい。ドアがきしんで、悲鳴が聞こえた。
「お願い。止めて。」
なんて弱々しくて色っぽい声。こんなんで止める男なんかいないし、神井先輩には止めなきゃならない理由も無い。でも、俺達ここにいるのに。。
「どうして?変な声が出ちゃうから?」
「ちがっ。うっ。ふぇっ。」
強引すぎる展開にとうとう大野先輩が泣き出してしまった。
「多恵?どうした?」
さすがの神井先輩も、彼女が泣き出して焦ったようだ。
「うっ。いや、なの。」
「ごめん。そんなに嫌だった?」
「。。。私、神井くんが好き。だから、」
「だから?」
「。。。。。ふぇっ。」
「ご、ご、ごめん。泣くなよ。」
「やだって言いたくないの。」
「うん。」
「でも、がんばって言ったのに。」
「うん。」
「聞いてくれない。」
大野先輩は、みーみー泣き出した。
また何かされたらしい。ドアがきしんで、悲鳴が聞こえた。
「お願い。止めて。」
なんて弱々しくて色っぽい声。こんなんで止める男なんかいないし、神井先輩には止めなきゃならない理由も無い。でも、俺達ここにいるのに。。
「どうして?変な声が出ちゃうから?」
「ちがっ。うっ。ふぇっ。」
強引すぎる展開にとうとう大野先輩が泣き出してしまった。
「多恵?どうした?」
さすがの神井先輩も、彼女が泣き出して焦ったようだ。
「うっ。いや、なの。」
「ごめん。そんなに嫌だった?」
「。。。私、神井くんが好き。だから、」
「だから?」
「。。。。。ふぇっ。」
「ご、ご、ごめん。泣くなよ。」
「やだって言いたくないの。」
「うん。」
「でも、がんばって言ったのに。」
「うん。」
「聞いてくれない。」
大野先輩は、みーみー泣き出した。