隣のあなたが好きになりました。
その王子様が湯瀬だと気づくまでに
時間がかかった。

 


って言うか、

ゆめが教えてくれなかったら、



気づかなかったかもしれない……






「この人ね湯瀬なんだよっ

 驚いたでしょ?」




「っか、みんな叫びすぎだよ。
 耳が変になる。」

 

「だ、だって、普段あんな湯瀬が
 こんな王子様だってねぇ…」



「ちょ、それひどいぞ‥」
 



ん?ん?んんんんん?



王子様?湯瀬?










「えええええええええーーっ!!」







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