坂道では自転車を降りて
「違うから!!何を勝手に。。俺はそんなんじゃない。単に、今は、いろいろ忙しくて、女の子に興味がないっていうか。」
もちろん男子にもそういう意味での興味はないんだ。
「大丈夫。誰にも言わないから。」
「いや、本当に違うんだって。」
「私、そういうのには理解あるつもりよ。」
はい??
「そ、そうなの?いや、違うから。なんか誤解してるよ。」
こいつ腐女子だったのか。今、彼女の脳内に、俺と原が睦み合う姿が描かれているんじゃないかと思うと、なんだか吐き気がして来た。
いや、それよりも、俺はホモじゃないんだって。
「今度、神井くんの好きな人の話とか聞かせてね。私応援するから。」
「ええっ。なんでそうなるの?」
なんと切り替えの早い。ってか、さっきのは告白ではなかったわけね。単に女優としての自分と、脚本家としての俺の話だったのか。。紛らわしい。
「大丈夫だから。」
「なっ。何が大丈夫なの?」
全然、大丈夫じゃないぞ。俺はホモじゃないんだ!
何かものすごい勘違いをされているようだが、どうやったら修正できるのか。俺の頭は完全にパニックになっていた。結局、誤解を解くのは諦めて、念入りに口止めし、彼女を帰らせた。
あれはあれで、案外、面白い生き物かもしれない。ちょっと今後も観察してみたくなった。彼女を主役に脚本を書くことも、もしかしたらあるかもしれない。多分、コメディだけど。。
もちろん男子にもそういう意味での興味はないんだ。
「大丈夫。誰にも言わないから。」
「いや、本当に違うんだって。」
「私、そういうのには理解あるつもりよ。」
はい??
「そ、そうなの?いや、違うから。なんか誤解してるよ。」
こいつ腐女子だったのか。今、彼女の脳内に、俺と原が睦み合う姿が描かれているんじゃないかと思うと、なんだか吐き気がして来た。
いや、それよりも、俺はホモじゃないんだって。
「今度、神井くんの好きな人の話とか聞かせてね。私応援するから。」
「ええっ。なんでそうなるの?」
なんと切り替えの早い。ってか、さっきのは告白ではなかったわけね。単に女優としての自分と、脚本家としての俺の話だったのか。。紛らわしい。
「大丈夫だから。」
「なっ。何が大丈夫なの?」
全然、大丈夫じゃないぞ。俺はホモじゃないんだ!
何かものすごい勘違いをされているようだが、どうやったら修正できるのか。俺の頭は完全にパニックになっていた。結局、誤解を解くのは諦めて、念入りに口止めし、彼女を帰らせた。
あれはあれで、案外、面白い生き物かもしれない。ちょっと今後も観察してみたくなった。彼女を主役に脚本を書くことも、もしかしたらあるかもしれない。多分、コメディだけど。。