坂道では自転車を降りて
「ねぇ、他の男に触ってもいけないけど、、君を触らせたら、もっとだめだぞ。」
「ふふっ。」
「ちゃんと分かってる?」
「大丈夫だよ。そんなことをしたい人はいないから。」
「いるって。山ほど。」
「??・・・・・・鈴木先輩とか?」
一瞬、顔がこわばってしまった。ここでその名を出すか?天然にもほどがあるぞ。それとも、からかってるのか?彼女を抱きしめる先輩の姿が脳裏に浮かんだ。そういえば、あの時、先輩と彼女はキスしたのだろうか。。。妄想を振り払うように頭を振る。
「ねぇ、、、キスしても良い?」
「ダメ」
そんな、ダメって、即答?
「。。。。どうして?」
いかん、突然の連続パンチでダメージがでかい。耐えられるか俺。
「なんか、怖いから。」
「。。。。」
二の句が告げずにいると、居心地が悪くなったのか、彼女がもぞもぞ動いた。
「ねえ、そろそろ行こうよ。」
彼女が俺の腕をすり抜けて、暗幕の陰から出たのと同時に、5時間目始業の予鈴が鳴った。悪魔だ。俺は、頭を抱えてうずくまりたい衝動を抑えて、彼女の後を追う。早足で階段を降り、3階の廊下で別れた。
彼女に好きだと伝えた。彼女は俺には触るけど、他の男には触らないと頷いた。抱き締めたら嬉しそうにしてくれてる。好きとも言われてないし、待ち合わせて会ったりもない。メールも電話も来た事ないけど、、これって、付き合ってるって言って良いんだよな。俺のカノジョでいいんだよな?
「ふふっ。」
「ちゃんと分かってる?」
「大丈夫だよ。そんなことをしたい人はいないから。」
「いるって。山ほど。」
「??・・・・・・鈴木先輩とか?」
一瞬、顔がこわばってしまった。ここでその名を出すか?天然にもほどがあるぞ。それとも、からかってるのか?彼女を抱きしめる先輩の姿が脳裏に浮かんだ。そういえば、あの時、先輩と彼女はキスしたのだろうか。。。妄想を振り払うように頭を振る。
「ねぇ、、、キスしても良い?」
「ダメ」
そんな、ダメって、即答?
「。。。。どうして?」
いかん、突然の連続パンチでダメージがでかい。耐えられるか俺。
「なんか、怖いから。」
「。。。。」
二の句が告げずにいると、居心地が悪くなったのか、彼女がもぞもぞ動いた。
「ねえ、そろそろ行こうよ。」
彼女が俺の腕をすり抜けて、暗幕の陰から出たのと同時に、5時間目始業の予鈴が鳴った。悪魔だ。俺は、頭を抱えてうずくまりたい衝動を抑えて、彼女の後を追う。早足で階段を降り、3階の廊下で別れた。
彼女に好きだと伝えた。彼女は俺には触るけど、他の男には触らないと頷いた。抱き締めたら嬉しそうにしてくれてる。好きとも言われてないし、待ち合わせて会ったりもない。メールも電話も来た事ないけど、、これって、付き合ってるって言って良いんだよな。俺のカノジョでいいんだよな?