坂道では自転車を降りて
乱れた服と髪を整え、制服のボタンをとめてやる。しばらくすると、彼女は正気を取り戻した。俺は泣いて詰られるのを覚悟していたが、彼女は泣かず、何も言わなかった。俯いて黙って座っている。俺には平謝りに謝った。
「ごめん。君が、あんまり可愛くて、理性が、その、飛んでっちゃって。」
自分も正気に戻るにつれ、とんでもないことをしたと思った。たとえ一線を越えていなくても、たとえ恋人同士でも、これってレイプなんじゃないか?
「ごめん。。」
彼女は首を横に振った。
「怖かった?」
少し間があいた。どう答えようか迷っている。
「。。。。大丈夫。」
「本当に、ごめん。」
「いいの。最初にOKしたの、私だし。」
何かを決意したかのように、淡々と話しはじめた。どうしよう。やっと仲直りしたばかりだったのに。また、離れて行ってしまうのだろうか。
彼女がため息をついて肩をすくめた。
「なんか、いつもこうなるね。私が鈍いというか、知らなすぎるのかしら。。」
「あーぁ。」
それはそうかもしれないと思います。
「ごめん。君が、あんまり可愛くて、理性が、その、飛んでっちゃって。」
自分も正気に戻るにつれ、とんでもないことをしたと思った。たとえ一線を越えていなくても、たとえ恋人同士でも、これってレイプなんじゃないか?
「ごめん。。」
彼女は首を横に振った。
「怖かった?」
少し間があいた。どう答えようか迷っている。
「。。。。大丈夫。」
「本当に、ごめん。」
「いいの。最初にOKしたの、私だし。」
何かを決意したかのように、淡々と話しはじめた。どうしよう。やっと仲直りしたばかりだったのに。また、離れて行ってしまうのだろうか。
彼女がため息をついて肩をすくめた。
「なんか、いつもこうなるね。私が鈍いというか、知らなすぎるのかしら。。」
「あーぁ。」
それはそうかもしれないと思います。