坂道では自転車を降りて
帰りながら話す。
「ねぇ、最初に私がモデルしてるときにも一回来なかった?」
「。。。行った。」
思い出すと、恥ずかしさで頬が熱くなる。
「どうしたの?なんか用だった?」
「いや、君が美術部でどんな顔してるのか、見てみたくて。」
「ふーん。」
素っ気なく言いながらも、彼女も頬を染めた。
「楽しそうだね。」
「楽しいよ。とくにデッサン会の日は。今日は負けちゃったから、1本目のモデルで大変だったけど。1本目が一番長いんだ。」
「見てたら、俺、なんかすげードキドキしちゃって。思わず逃げ帰ってしまった。君は恥ずかしくないの?」
「最初は恥ずかしかったけど、慣れた。自分が描いてるときのこと考えたら。。デッサンの時って、本当に練習で、誰の身体とか考えて描いてないから。単なるモノだよ。でも、ポーズはすごい考える。自分が描くときもポーズが良いと、すごいテンション上がるから、自分が描きたいポーズをとる。でも自分じゃ描けない。笑。たまにプロも呼ぶんだけど、プロのモデルさんは、やっぱりすごいかっこいいポーズとってくれるよ。すごいテンション上がる。」
楽しそうに話す彼女。部が違っても、一緒に帰れるし、別に離れた感じはしないかもしれないな。
「そういえば本。なんで本持ってたの?オフィーリアって本持ってた?」
「んー。なんとなく。オフィーリアって発狂死だよね。私だったら、せめて自分の大事なものを抱えて死ぬかなって。」
「なんの本?」
「君の書いた本だよ。まだ本にはなってないか。」
「なっっ。。。」
何て事を言うんだ。この娘は。
「台本は絵的にイマイチな感じがしたから。代用品。変かな?手紙とかの方が物語を感じる?」
「いや。あ~。。。」
「ねぇ、最初に私がモデルしてるときにも一回来なかった?」
「。。。行った。」
思い出すと、恥ずかしさで頬が熱くなる。
「どうしたの?なんか用だった?」
「いや、君が美術部でどんな顔してるのか、見てみたくて。」
「ふーん。」
素っ気なく言いながらも、彼女も頬を染めた。
「楽しそうだね。」
「楽しいよ。とくにデッサン会の日は。今日は負けちゃったから、1本目のモデルで大変だったけど。1本目が一番長いんだ。」
「見てたら、俺、なんかすげードキドキしちゃって。思わず逃げ帰ってしまった。君は恥ずかしくないの?」
「最初は恥ずかしかったけど、慣れた。自分が描いてるときのこと考えたら。。デッサンの時って、本当に練習で、誰の身体とか考えて描いてないから。単なるモノだよ。でも、ポーズはすごい考える。自分が描くときもポーズが良いと、すごいテンション上がるから、自分が描きたいポーズをとる。でも自分じゃ描けない。笑。たまにプロも呼ぶんだけど、プロのモデルさんは、やっぱりすごいかっこいいポーズとってくれるよ。すごいテンション上がる。」
楽しそうに話す彼女。部が違っても、一緒に帰れるし、別に離れた感じはしないかもしれないな。
「そういえば本。なんで本持ってたの?オフィーリアって本持ってた?」
「んー。なんとなく。オフィーリアって発狂死だよね。私だったら、せめて自分の大事なものを抱えて死ぬかなって。」
「なんの本?」
「君の書いた本だよ。まだ本にはなってないか。」
「なっっ。。。」
何て事を言うんだ。この娘は。
「台本は絵的にイマイチな感じがしたから。代用品。変かな?手紙とかの方が物語を感じる?」
「いや。あ~。。。」