最凶赤姫の涙 ~絆~
2人

友達


❮赤姫❯



公園ですべてを話した彼女は悲しい表情をしていた。


私が彼女の過去に興味を持ったのは



彼女が不良をやめた理由が知りたかった。







私は、ヒーローなんかじゃない。



残虐な赤姫だ



「私は独りでいい。」



「私があなたの隣にいたい」



「いらない。友達なんて」



「でも……」



私は、夕暮れの空の中家へと歩き出した




「私はあなたと!同じだから!」





「…。」




同じ…?なにが同じだというんだ。




今夜も予定がはいっている。



赤姫の歩く後ろ姿は悲しそうだった




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