最凶赤姫の涙 ~絆~
「や、やっちまえぇ!」
残ったやつらが、わたし達に降りかかってくる。
先に出たのは紅音だった。
「遅いよ……。」
やつらが、武器を振り上げた時には顔面に一撃入っていた。
これが
ー紅姫ー
「赤姫ぇぇ!ころす!」
私も負けていられないな。
「黙れ」
相手の喉に、全力で叩き込んだ
それでも、まだ人数は減らない。
きりが無い。
「くそ……」
脇腹の傷もいたんできた。
拳も血だらけだ。
それでも……