吸血鬼と狼男と悪魔のこどもたち





「なぁ!
大丈夫なのか…?!」


スカイは言う。



「大丈夫です。
質問と実技の試験だけなので。」



「えっ…!?
バルク様……それは本当にヤバイのでは……。」



“実技の試験”に
さらに緊張する二人。




「実技試験は…………」



「準備が出来ました。
一人目、どうぞ。」



先ほどの魔女に呼ばれ、
実技試験について、言い逃してしまった。
けど、大丈夫だろう…。きっと。




「はい。」



「バジー…」
「バルク様…」




二人は心配そうに僕を見てくる。





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