吸血鬼と狼男と悪魔のこどもたち
☆ミニキversion☆
バルク様、大丈夫かな……。
もし、ボロボロになったりしたら……。
いやいやいや、ないよね…??
あっ、そういえば……
「スカイ、何でバルク様のこと
“バジー”って呼んでるの??」
ふと思った疑問。
スカイは一瞬ビクッとしていた。
「あ、ああ…。
まぁ、いろいろあるんだよ。」
意味深な答えが返って来た。
「えっ!?なに!?何があるの!!」
少し怒鳴り気味に言った、
この言葉にスカイはまたビクッとした。
しかしスカイは
「ここで話せない。」
真剣な顔つきだった。
きっといろいろあるのは
ミニキにもわかっていた。
けど、今は不安な状態であり、
何かに当たらなくては今の自分を
保てなかった。
「何でここじゃ言えないの!?
人に聞かれちゃまずいの!?」