幸せの行方
✡✡誠サイド
俺は、毎日、毎日、
就職先を探して、書類を書いてもらい
面談の練習して受ける。
その繰りかえをしていた。
何社も受けるが、採用にならない。
千佳は、職場で頑張っているのに
中々、決まらない
俺は、焦りに焦っていた。
千佳に会いたいが、決まるまで‥と
我慢していた。
決まらないで、腐っていると
友達が、
「今日は、飲みに行くぞ」
って、誘ってくれた。
いつもなら、断るが
「たまには、いいか。」
と、行く事にした
四人で、飲んで騒いでいたら
近くにいた、女のグループから
「一緒に飲まない?」
と、誘われるが。
友人が断ってくれた。
良かった。
男だけで、ゆっくり飲みたかったから。
夕方早くから飲んでいるからか
ペースがあがってきた。
するとまた、そいつらが、誘ってきて
一緒に飲むことになった。
「彼女いるの?」と聞かれて
「いない。」と答えた。
こんな自分が、恥ずかしくて
「なら、この子、どう?」
と、言われた女は、俺らより
二つ歳上の女で、知美と名乗った。
気がつくと
俺は、知美に送られて
家についた。
千佳に触れなくて
人肌恋しい俺は、知美を抱いていた。
そのとき······
音がして、いや!!
の声に‥‥
振り向くと‥‥‥千佳が······